大阪オフィスビル乱立?路線価2割減

大阪オフィスビル乱立?路線価2割減

オフィス仲介大手の三鬼商事によると、大阪のビジネス地区の今年の平均空室率は11.96%。梅田でも11.36%にまで上昇しており、過去最悪を更新しているとのこと。
背景にはファンドによる不動産プチバブルにより供給過多となったオフィスビルに加えて、景気悪化により東京企業の大阪支社の規模縮小なども関係しているとの事。

福岡でも外資系ファンド(REIT系ファンド)によるミニバブルがありましたが、大阪は酷いですね。一概には供給過多だけが理由ではないということですが、

「大阪ビルディング協会によると、平成18〜19年の不動産ミニバブル時代、外資系ファンドや商社が転売目的で多くのオフィスビルを建て始め、20年に10棟、21年は23棟が完成。ところが、21年完成分のうち転売目的で建てたとみられる6棟は、今年3月時点で入居がゼロだった。今年も9棟が完成済みか完成予定だが苦戦が続いているという。」

といったニュースをみるかぎり、入居者ゼロのオフィスビルってなんか怖いですね。

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