特定目的会社を使った不動産投資を国交省容認

国交省不動産投資市場の活性化へ新証券化手法

国土交通省は不動産投資における市場活性化のための新たな証券化セキュリタイゼーション)の手法を創設するとの事。不動産購入などの資金を投資家から募り、収益を分配するという不動産特定共同事業について、SPC(特定目的会社)が実施可能となる。
不動産会社が同手法をとるよりもSPC化するほうが、その他の事業リスクが小さくなるため広く投資を呼び込めるようになることを期待しており、来年通常国会に法案を提出する見通し。

この方法は、不特定多数の投資家が投資できる不動産投信REIT)とは異なり、投資家がごく少数に限られるケースが想定されている。老朽化した不動産の購入、修繕、再開発などをSPC(特定目的会社)による証券化スキームを活発化したいよう。