ジャックス、ビジュアルリサーチ社と「家賃債務保証商品」で業務提携
株式会社ジャックス(本部:東京都渋谷区、取締役社長:杉本 直栄)は、株式会社ビジュアルリサーチ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡邊 章二)と11月3日付で業務提携し、両社で共同開発した家賃保証業務の新商品『Viccs−Rent(ヴィックスレント)』を、11月8日よりビジュアルリサーチ社の賃貸管理システムを導入する不動産管理会社を中心に販売することで合意しました。
ビジュアルリサーチ社は、不動産管理会社向けにシステム事業、インターネット・ソリューション事業、ファイナンス事業等を提供しており、賃貸管理システムでは、全国850社超(2010年10月現在)の導入実績を誇る業界のリーディングカンパニーです。
この度、販売を開始する『Viccs−Rent』は、連帯保証人を必要としないうえ最大24ヵ月の家賃保証を付帯させた不動産管理会社向けのシステムソリューションです。(【別紙】業務フロー図参照)入居者に保証委託料と事務手数料を負担いただくことで連帯保証人を不要とし、毎月の賃料等の集金業務はもちろん、最大24ヵ月の賃料保証と長期延滞時の物件明け渡しに関する各種法的費用等を上限200万円まで保証します。
通常、ジャックスが提供する家賃保証商品を導入する不動産管理会社は、個別に家賃請求データの作成および送信を行う必要があるため、システム改修等のコストを負担しなければなりませんが、今般のビジュアルリサーチ社との業務提携により、コストゼロで同データの作成および送信が可能となります。
昨今の賃貸住宅市場では、連帯保証人を必要としない保証会社による家賃保証システムが支持され、家賃保証ビジネスは急速に拡大しています。
ジャックスは、今後もビジュアルリサーチ社と多岐にわたる業務提携の検討を進めると共に、賃貸住宅市場の活性化へ向け、より一層の顧客サービスと利便性の向上に努めてまいります。
尚、『Viccs−Rent』による保証委託契約数は、初年度10,000件を見込んでいます。
【 商 品 概 要 】
商品名 :Viccs−Rent(ヴィックスレント)
商品の特徴 :連帯保証人を不要とした家賃債務保証
保証委託料 :月額賃料等合計額の50%(初回のみ入居者より集金)
事務手数料 :月額735円(入居者より毎月集金)
主な保証内容:(1)最大24ヵ月の家賃債務保証
(2)物件明け渡しに関する訴訟費用・弁護士費用、強制執行費用等
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・サブリース(家賃保証)の問題点
高級賃貸ではなんとペットの無料健康診断まで?
高級賃貸マンションでは、入居者ではなく、そのペットの無料健康診断サービスまで行うそうです。分譲マンションでは管理組合(やそのサービス会社)が入居者のために色々なサービスを提供することもあるようですが、賃貸でもあるんですね。
以下、週刊住宅オンライン記事「住友不動産/高級賃貸マンションにペット無料健康診断サービス」より一部抜粋。
住友不動産は13日、高級賃貸マンションの居住者向けに健診車を使ったペット無料健康診断サービスを提供すると発表した。業界で初めての試み。これまで同社では、会員制の動物病院を運営するチェリッシュライフジャパンと業務提携し、高級賃貸マンション「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」の居住者向けに獣医師によるペットの電話医療相談や夜間救急の動物病院の紹介などを24時間365日提供してきた。同サービスの延長線上として今月15日から21 日まで同賃貸物件を対象に実施する。診察内容は、問診や体重・体温測定のほか、体脂肪率の測定、血液検査、尿検査・便検査などを行う。
ここまで。
ペットにまで無料健康診断なんて恵まれたワンちゃん、ネコちゃんたちですね。ちなみに、人の健康診断は行われないそうです。
ちなみに、ここであがっている「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」のお家賃はなんと1LDK(54.6㎡〜) \448,000〜だそうです。ひょえー。
セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿
高層ビルがそびえ立つ新宿に残された、四季を映す深い緑。この風景を南に見晴らすかけがえのないロケーションに立地。24時間対応のコンシェルジュサービスでホテルライクなくらしを演出。セントラルパークタワ−・ラ・トゥール新宿は皆様に快適な暮らしをお約束するサービスアパートメントです。
アパート経営もグローバル化??
投資マネーは世界をめぐります。我々不動産投資家も単に日本の中だけでなく、世界に目を向けた不動産投資をしていく時代なのでしょうか?
オランダで賃貸経営などいかがでしょうか?
以下は、インターナショナルビジネスタイムスの記事(オランダ賃貸住宅市場成長)より抜粋。
平均から平均以上の所得がある人達の間で、賃貸住宅を求める人が倍増している。これから引っ越そうとする人の24%が賃貸住宅を探しており、これは2年前の12%から大きく伸びている。
オランダでは、不動産ローンの利子が税控除できるため、これまであらゆる所得層で家を購入するという人が多かった。しかし、この不況と将来の利子控除の不確実性から、賃貸をする人が増えてきている。
これに対し家を買う人は2年前に比較し6%減少している。
家の賃貸価格平均は2年前より2%下がり、月610ユーロとなっている。
またこれまで賃貸住宅市場ではターゲットではなかった「子どもがいる世帯」での賃貸が増加している。
今後、高齢化が進むにつれ、賃貸市場はさらに拡大すると見られている。
ここまで。
最も不動産は地域性がある投資なので海外での投資にはハードルが高いですが、今後少子化によって人口減少社会が訪れる日本よりはもしかしたら成長性のある国で賃貸経営をする方が先があるのかも・・・?
エネファーム搭載の分譲マンション
アパート経営・賃貸経営物件でも最近はオール電化とか太陽光発電とかを組み込んだ住宅が増えていますね。特に、セキスイなどの大手ディベロッパーは力を入れているようです。
ただ、太陽光発電だけではなく、エネファーム(燃料電池)を組み込んだ分譲マンションも出てくるそうです。以下日経BPフォーラム記事(三井不動産レジデンシャル、全戸に「エネファーム」を標準装備した建売住宅を販売)より抜粋。
三井不動産グループで住宅分譲を手掛ける三井不動産レジデンシャルは、東京ガスの家庭用燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システム「エネファーム」を全戸に標準装備した東京都杉並区の建売住宅の販売を11月中旬に始める。エネファームが標準装備される建売住宅は少ないといい、同社では初めてとなる。 ァインコート浜田山はエネファームに加え、家庭の消費エネルギーを表示する給湯リモコンや、遮熱性・断熱性に優れたLow-Eペアガラス(低放射複層ガラス)を採用し、省エネ性を高めた。さらに「自然庭園邸宅」をコンセプトに常緑樹や落葉樹、季節の花で自然を感じられる環境を作った。三井不動産レジデンシャルは環境性能をアピールして販売する。
ここまで。
エネファームってまだ、採算性ではプラスになっていないと思うですが結構大胆な取り組みですね。もっとも、こうして使っていかないといつまでも実用化には至らないんでしょうけど。